きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

発言多し

昨日は少し教材研究と準備をがんばってみた。
学期末でワークテストなども多い。でも、消化試合だけになるのはいやだなと週末の講座に参加して思ったため。

おかげで(?)国語も算数も活発に発言してくれた。ものを用意したことが大きいと思う。
国語は挿絵を用意し、話の流れを抑えた。誰が何をしているところか、「ぼく」はどう感じたかをとらえさせるのに挿絵と顔マークが効果的だったと思う。

算数は書きこめる図を用意した。(後でノートに貼って考え方を残す)
個人思考の場面では、図に書きこむこと、できる子は言葉でも説明することを始めた。
今日は身近なことを使ってストーリをつくり、問いを出したので、興味を引いた様子。途中で「わかった!やりた〜い」と言ったSさん。こういう声をもっと出させたい。

1年生は話すのが好きという子が多い。「1年生」という発達段階が大きいだろう。挙手が続き、何度も指名したが、挙手は途切れず、時間も押し、やむを得ず打ち切って次へいった場面もあり・・・発言が少なくなる学年にしてみれば贅沢な悩みである。
けれど挙手をしない子が決まってきている。(今のところ3名はほとんど挙手しない。もう2名もときど〜きである。)
全員の前での発言はハードルが高いのかもしれない。1日1回くらいはその子の声を聞きたいものだが。

今日は国語、生活の時間にペアトークを取り入れた。声を出させたい、発言するハードルを下げたアウトプットの場、話すことで分からないことが分かる、自分の考えと比べるなといくつもの目的がある。
見ていると会話が続かない、しないペアもある。よいペアを取り上げて褒めるがだからといって全ペアが燃えるというわけではない。
課題を簡単にした方がいいのかな。そのことも意識しながら、今はできるだけ隣の人と話すという経験をさせてみる。
ノートに「まなび」を書くことも、継続したことで変化が出てきたように。