きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

学級開きの研修会

オンラインで赤坂真二先生の学級開きに関するお話を聞いた。新年度開始前に聞くことができて本当によかった。赤坂先生が立場上得られている全国の学級経営や学校研修の実際についてのお話もあった。人をつぶすような策は策ではない!と思う。そして、学級崩壊は学校経営のマネジメントの問題であることを聞き、同意。何かあった時に助け合えない職員室にだけはしたくないと強く思う。
多様な子どもがいる今の時代にいつどこで学級崩壊に出会うか、経験年数があっても不安は消えず、本当に他人ごとではないと実感している。

また、今日はキャリア形成の話も心に残った。ある程度経験年数を重ねると自分の教師としての成長を実感できずにいる。久しぶりに通常学級の担任に戻ってみて時代の変化、子どもの変化を感じた昨年度。自分の実践者としてのピークは気持ちも含めて過ぎてしまったなと何度も落ち込んだ。コロナ禍の影響もあったかもしれないが。

しかし、それは自分の日々を省察し、次はどうやっていこうか考えるという振り返りをしていないからだと思った。それ(経験学習のサイクルを回すこと)ができるのは志を持った人…と赤坂先生。

毎日の仕事にただただ追われがち。キツイけど、時々こうしてハッとすることを教えていただけ、自分の対応(対子どもや対同僚)を思い出し、できればメモするような仕組みを何とか作りたいと思う。簡単でもいいから。それが自分を進化させる一つの策になりそうな予感。

そして、こうした講座で実践例とそれを価値づけ汎用性のあるものにしてもらい、その話を聴くことも自分のリーダーシップを振り返ったり、モチベーション維持につながったりする。やっぱり時々必要な時間だな。充実した午前。
オンラインでの実施は異動の時間も節約でき、いいね。午後は疲れて寝ちゃったけど…

教室ギア55の学習会にて

今日は仙台の鈴木優太さんの学習会に参加。オンラインで100名以上。面白かった( *´艸`)自分たちにはないつくりだった。あべたか先生がファシリテートしたメリットもあったのかも。zoomの機能を存分に生かしていて交流が充実していた。短い気がしなかったな。

鈴木優太さんはやはり、太陽のような人だなと感じた。キャラクター、才能、人脈があり、圧倒的な存在感。今回単著を出され、「ギア」を何のためにどう使うかについて、数回話し合う機会があり、いい会だった。
本を出したことは、販売促進までもセットなのだというのもわかる。それをわかりながらも具体的にどう使うかを考えることができた。

一時期、教育技術が全てと言われ、その後否定され、軽視されてきたが、目的に合わせば、何をどう使おうと使いようだなと考えた。

来年度「家庭学習ノート」のギアを修正して再導入するぞ~!

 

 


いろんな学びの会がある。学んだつもりになってはいけないと思いつつ、インプット型の学びが好きな自分を再確認。

学習会に参加するのが苦しい時期もある。今はちょうどよかったということ。

うまく使いながら元気を出してやっていきたいな。

自治的学級づくりセミナーにて

昨日は、オンラインでセミナーに参加。テーマが鋭角的でとても充実した会。

面白かったな。終わった後もまた面白かった(^_-)-☆
終わった後、主催者であり仲間でもある人に言い当てられた人間関係の距離感、自分のことはなかなかわからないからそうだな思うところが多く、納得。

自分の得手不得手を分かって、やっていくことかな。いいとか足りないとかジャッジしたくない。

自治は通り道と思えたのは、自分なりの進歩。

でも、それは実践発表者の2人が自治的学級・づくりを志向し、そちらでがっつりと実践をし、重ねたところを通り過ぎて自治的・学級づくりに移行(?)してきたのと自分はまたちょっと違った歩き方だなって思った。自治的を必ずしもずっと主軸にしては来なかったのだといえる。
振り返りながら、自分のやりたいこと、考えたいことを次の企画へと形にしていく一端を垣間見ることができたのも面白かった理由。

完全ではなくていい。自分なりの進歩があれば。

そして仲間がいてくれるということの心強さ。

第3回学級経営研究大会に参加

昨日は学級経営研究大会に参加。濃い内容だった。

初のオンライン学会だが、トラブルなどもなくスムーズだった。

 

午前は『学級経営の教科書』の白松賢先生のお話を聴く。

学級経営の歴史を踏まえ、今は21世紀型の学級経営を見据えること

タイトルにもあったが、「エンパワメント」について

学校教員は子どもや保護者へのエンパワメントについては語るが、

自分自身をエンパワメントするということをいうことはあまりない。

白松先生の話は大きな勇気。

学校に勤めるものとして大きな後押しをいただいたように感じた。

 

 

前任校も今の大規模校も縦型の組織。

学級経営をする一担任の立場からだと学校経営に関して意見を述べる場も

それが拾われて何かが改善されていくという感覚がもてない。

特に今年度はコロナ対応の影響で様々なことが変更・修正され

あとから実施される繰り返し。決まる過程に参加していないのに、運用をする立場としては疑問や不安を感じつつ、考えたり意見を伝えたりする場や時間はなくただただこなす日々。

 でも、そこで何も考えないのは言い訳。

下からも何とかしたいと思ったことや学校教育目標との関連から学級経営、学級目標を考えるという話に、これなら自分もできそうだという気持ちに。

 

午後の各研究発表も充実したものが多かった。

ただ、15分で詰め詰めのものもあり、画面共有に少し時間がかかり、その分を少しでも詰めようとして発表の進みの早さが加速。よくわからないままのものも。

調べたことをそのまま全て伝えようとしないことだな。焦点化して伝えること。

しかし、民間のセミナーではないから研究大会だからかと考えるきっかけになる。

子どもの一言をきっかけに単元構想をし、授業化し、研究としてまとめた報告もあり、

今年度でも言い訳にせず、実践し、まとめている人はまとめていることに大きな刺激。

まだ実践は継続中というタイムリーな報告は実践者らしい。

 

学級経営についてどっぷり考える刺激的な研究大会だった。

 

 

弥生

去ると言われる3月に入った。

行事が終わり、ミシンも終わり、授業ももうひと頑張り。

今日はいくら言っても話をやめられない子にはしつこく言わず、

教科書を開かない子には開いてやり、

気分やの男子でやる気ないモードに入った子にはスルーし、

一生懸命聞いている子、

やっている子と目を合わせ、

笑顔でいることを心がけた。

でも、イラッとするしなかなか難しいけど。

いくら高学年だからなどといっても精神年齢はおそらく9歳くらいの子たちが多い。

そのつもりで接すればいい。

今一度少し丁寧に伝え、見本を示し、やらせてできたら認める

この繰り返しで育てていくしかない。

今日が終わってあと16日。

学級じまいに向けて

学級じまいのオンライン研修。

前半、自分がこれまでの日々でうまくできていなかったことや

「経験を重ねても成長実感がなく意欲が低下する」などのくだりに苦笑。

当てはまりすぎ。また、勤務時間などで示されたデータの分析も納得。

耳の痛いところがいくつもあった。

異動、コロナ禍、子どもとの距離感がつかめず…など

理由はいろいろあると思うが、今年度はしばらく不燃感?というのかな

見えないストレスが多い年度。つらくて仕事をやめたいなあと思ったことも…。

 

振り返りの大切さの話があり、思い出すのは正直苦しいが、ざっくりとでもこの1年を振り返ろうと思う。次につなげるため。

そういう気持ちになった講座。

 

子どもたちにはたった一度しかないこの一年。

クラス解体はないしな…と思ったけれど、5年生でいられる残りの日々を

自分たちの成長に気付けるように、次に自信を持って迎えるようにしよう、

縁があって受け持てたことへの感謝をちゃんと伝えて締めくくろうと思う。

 そうしたことに今、気付かせてもらえて本当に良かった。

 

後半は質の高い具体的な実践例の紹介とそれらの実践者が持っている想いも

わかりやすく伝えてもらう。教師の考え方と方法(実践例)がセットになった

充実した内容。

1時間半の時間が全く気にならず。やはり内容だな。

 

午後ももう一つオンライン研修。がんばろう!

 

 

 

久しぶりにブログへ

SNSがどんどん増え、ブログを放置していた( ̄▽ ̄;)

先輩に触発され、やはり書くことをもっと意識し、残していかねば…と思って開く。

しかし、今はとても忙しい職場。

さて、どこまで続くかな。

コロナ禍に振り回された年度がもうすぐ終わる。

5年生のむずかしさ、個々の開きを実感している今。