きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

ペアで話す目的

明日は2回目の研究授業。算数のひきざん2で行う。
今日までに減加法と減々法を学習したので、明日は自分でどちらかのやり方を選んで時、説明し、2つのやり方の違いを考えることがねらい。
違いまで気づくのは難しいかなとも思うが、やらせてみたい。

今日は減々法を初めて行ったが、さくらんぼ計算を教えたところ、減加法より簡単と感じたようである。(ノートの記述から)

・分ける数が少なくて楽
さくらんぼ計算を減加法でもやっているので多少慣れたため
と考えた。


授業の中で、ペアで話す活動を入れる場所を迷い始めた。

A 個人思考→ペアで考えを話す→全体に発表→ノートに学びを書く
B 個人思考→全体に発表→ペアで考えを話す→ノートに学びを書く


A
・個人思考でブロック操作をするので、そのままペアに話す時もブロックを使える流れ。
・全体に話す前に自信が持てる。

B 
全体発表をすると、ひきざんの2つのやり方を確認できるので、ペアで話すことで習熟が期待できる。

なぜペアで話すのか、そのねらいによるということになるのだろう。
ペアを入れたのは、全体の前で発言しない子(挙手しない子もいる)にも話させたいということもある。
他にも、隣の人になら言えるor人に言うことで理解を深める(習熟)・・・
どれに重きを置くか。

C 
個人思考(ブロック)→ペアで考えを話す→全体に発表→図に書きこむ(個人作業)→2つのやり方を比較→ノートに学びを書く

この流れも考えている。
ブロックは操作すると動いてしまうので確認しにくいのだが、ブロック図に書きこむことで残るメリットがある。
ただ、ブロック操作と図に書くことの2つは時間的に厳しいし、しつこいかな…。
しかし、ブロック図の書き込みで2つのやり方を示し比較すると、違いに気づきやすいメリットがあると思う。本当はここまでもっていきたい。

さてどうしようか。