きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

学級開きの研修会

オンラインで赤坂真二先生の学級開きに関するお話を聞いた。新年度開始前に聞くことができて本当によかった。赤坂先生が立場上得られている全国の学級経営や学校研修の実際についてのお話もあった。人をつぶすような策は策ではない!と思う。そして、学級崩壊は学校経営のマネジメントの問題であることを聞き、同意。何かあった時に助け合えない職員室にだけはしたくないと強く思う。
多様な子どもがいる今の時代にいつどこで学級崩壊に出会うか、経験年数があっても不安は消えず、本当に他人ごとではないと実感している。

また、今日はキャリア形成の話も心に残った。ある程度経験年数を重ねると自分の教師としての成長を実感できずにいる。久しぶりに通常学級の担任に戻ってみて時代の変化、子どもの変化を感じた昨年度。自分の実践者としてのピークは気持ちも含めて過ぎてしまったなと何度も落ち込んだ。コロナ禍の影響もあったかもしれないが。

しかし、それは自分の日々を省察し、次はどうやっていこうか考えるという振り返りをしていないからだと思った。それ(経験学習のサイクルを回すこと)ができるのは志を持った人…と赤坂先生。

毎日の仕事にただただ追われがち。キツイけど、時々こうしてハッとすることを教えていただけ、自分の対応(対子どもや対同僚)を思い出し、できればメモするような仕組みを何とか作りたいと思う。簡単でもいいから。それが自分を進化させる一つの策になりそうな予感。

そして、こうした講座で実践例とそれを価値づけ汎用性のあるものにしてもらい、その話を聴くことも自分のリーダーシップを振り返ったり、モチベーション維持につながったりする。やっぱり時々必要な時間だな。充実した午前。
オンラインでの実施は異動の時間も節約でき、いいね。午後は疲れて寝ちゃったけど…