きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

実力アップ研修にて

表題の研修に参加してきた。主体的に参加したし、実力がアップしたことでしょう。

akasaka先生のお話で心に残ったことはいくつかあるが、そのうちの1つが「価値のインストラクション」
先生は、この言葉を一度もつかわなかったけれど、きっとそういうことなのかなと自分が解釈した。自分が選択したことの価値を支える考え方を思い出す。
聞きながら、こういう根本的なところが大切なんだなぁと思い直す。そしてそれを語ること。関係性がないと語っても受け入れられなかったり、反抗されたりと厳しいこともあるだろう。でも今はそれはさておき、担任の考え、めざす方向、遣う方法の意図や価値といったことを節目節目に子どもたちに語らないとだなと考えた。たとえ低学年でも。

ここ何年か、新しい考え方や手法を知ると、あれもこれも知らなかった、へぇ〜と思う反面、そんなにいろいろ自分はできないよ!!と思うこともある。
でも、大事なことはシンプルで、きっと昔も今もそう変わらないんだなと思えたことがよかった。もちろん、時代や子どもの変化により、「今」ならではの難しさや複雑さはあるけれど、大事なところが変わらなければ、何をやっても(取り入れても)大きく外れることはないのでは?と思ったからだ。こういうふうに捉えることで、自分の選択していること、実践を肯定しようとしているのかもしれない。

最後の話に子どもとの関係づくりの大切さをあらためて考える。人間関係だから過信してはいけないし、思い込みもだめだろう。これと思うところでは必要なコストをかけ、伝えることはちゃんと伝えないと…と気持ちを新たにしつつ帰ってきた。


2学期目前。
仕事は好きだけど、またあの慌ただしい日々が戻ってくるのか…と気持ちが下がりつつあった今日、聞けてよかったなぁと思う。少し、明日が楽しみになる。

全く知らない新しいことを知ることもワクワクする。
でも、大事だなと思うことでも忘れてしまうのが人。だから、時々、確かめて、そうだったと安心したくなるのである。