きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

「どの子の信頼も勝ち取る!まずは人気の先生になろう!」

飯村先生の単著を読んだ。

読みやすい。
飯村先生が大事にしていることが分かりやすく書かれている。
自分の考え方と方法の具体的な例がバランス良く書かれているという印象。
そして若い時の失敗も素直に書いてあって、正直だなぁと思う。みんなイタイ思いをしてきているし、それをさらけ出せる人は強い気がした。若い時(今でも)の失敗があって今(これからも)があるんだなと改めて考える。

飯村先生の主張は、3年目の方に向け、教師と子どもの「タテ糸」をしっかりはれば、指導が入るようになる。まずはそこをしっかりやろう、というメッセージではないかと受け取った。
大事なことだと思う。

やっていることが自分と似ているなと思うところがあったり、ここは違うな、なるほどねと思ったりしながら読む。
「とことん子どもを好きになろう」は、自分が子どもに伝えることを意識し出したのはここ数年。それまでは自然につたわるだろうと思っていた。

「あこがれを持って学ぼう」は、同性でもモデルが欲しいなと思ったり。
「最初が肝心!…」は、本当にそうだなと思う。
読みながらバランスが必要だなと思う。なんでもそうだけど、これだけ、とか言うことはないのだと思う。
また、そばにこない子への意識を忘れずにいようと考えさせられた。