きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

課題別研修初日

悉皆研修は全体研修が終わり、今日から課題別研修に入った。
私が選択したコースは学習指導。
午前中の講義は、kubota先生だった。久しぶりにお会いした。「ルブリック」については、M1時代の臨床を思い出し、懐かしかった。こちらが評価基準を細かくつくることはやはり難しいなと思いながら拝聴。でも、学習のプロセスを評価することもできるし、使いようかもね。「パフーマンス課題」は初めて聞いた。学習課題の提示に参考になるところあり。こちらが何をねらってこれをさせるのかをはっきり言葉で言えるように持っていないと課題自体を作ることが難しいと感じた。

難しいところもあった講義だったけれど、ときおり別な話題も入れながら、かみくだいてのお話であっというまの1時間半。終わってからご挨拶に。研究室は違ったが、覚えていてくださった。なんか嬉しい。

午後はグループ研修。昨年受講された先生方の発表を2つ聞いた。
テーマは興味深かったが、一つの実践は広く浅くの発表で、もう少し具体的に聞きたかったなぁと思い質問をした。が、答えについての満足度は70パーセントくらいかな。もうひとつは、逆に一つのことだけををくわしく発表した内容で、そのこと自体はわかったが、校内の提案の仕方、そこのクリアの仕方、分掌の中での位置づけなど大きく見た時の課題点なども聞きたかったなぁ…という印象。
広く見ての立場からでの発表でも、限定した一つの実践発表でもどちらでもいいんだなということが分かった。自分で決められるということなのだろう。それはそれでありがたい。
プレゼンの仕方については、なんでもありという感じで、心配する必要はなさそうだった。ゴールとなる年末の発表に向け、イメージをもてたのはよかった。

その後、小学校中学校が混ざったグループによる討議。算数を専門とする中学校の先生が2人もいて忌憚のない意見をもらう。専門性が高いなぁと思って聞いていた。逆に、中学校の先生が、体育について、ある先生に質問したが、小学校では当たり前に共通理解し実践していることも中学校の教科が違う先生方にとってはわからないこともあるんだなと感じた。その逆もしかり。

わが県は校種間交流があまり盛んではないので、その辺の理解は難しい面もある、うまく理解し合えると、連携につながるんだろう。

学校の規模やテーマも違うけれど、校種の違う先生方と話すのはまたとない、いい機会かなと思う。

宿題をもって帰宅した。
明日も研修は続く。