きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

クラス会議宿泊セミナーにて

この週末、千葉にて行われた表題の研究会に参加してきた。
今の環境ではクラス会議をこれまでのような形で学級で実施することは難しい。
しかし、クラス会議の根底に流れるもの(考え方)をクラス会議以外で実践できるヒントがほしいと思って参加した。
終わって、改めてクラス会議は奥深いなと感じている。

クラス会議は、肯定的躾の時間。
子どもが幸せに生きていく力(共同体感覚、非認知能力など)を育てるための営み。

赤坂先生の講座やグループでの対話、4人の方の実践発表から
・クラス会議を通して私はどんな力をつけたいか
→問題解決力のような自分の課題に向き合い、乗り越え生きていく力
 クラス会議は問題解決体験を通し、学び方を学んでいる。人生の縮小版。

・教科の授業に関連した具体的実践
→クラス会議と教科学習の往還により補充し合い、(学力を含む)生きる力を身につける場が増える。
 クラス会議の流れと問題解決型授業はリンクしている。

・一人クラス会議のリフレクション
→自分の実践や思考をメタ認知することに一人リフレクションが使えるのではないか、
 それを「かく」ことと掛け合わせてやってみたい。



このようなことを考えた。
自分の中でクラス会議の可能性が広がった時間だった。
グループでの対話は大人版のクラス会議。どうしてこんなに前のめりでっ考え、勝たれるんだろう。
クラス会議に魅力を感じているという共通点
アイスブレイクで目標一致による共通の成功体験
学び目的を明確にしてスタートしたこと

実践発表してくださった方々の映像や議題から自分の課題に関することも考えることができた。
それぞれの実践にリーダーシップが見えた。
中にはそこまで求めるのか!!とレベルの差に圧倒されつつ、違和感も少し。
違和感ではないのかな、引き上げる強烈なLSに息苦しさを感じたというか…
まあその人それぞれのキャラクターと子どもの実態によるものだろう。

とても濃い2日間だった。