「青い鳥」
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/06/29
- メディア: 文庫
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本に出てくる中学校の国語の村内先生は、言葉がつっかえるのでたくさんのことは話さない。本当に大事なことだけを話すのだそうだ。
その時、その子にあったやりかたで大切なことを教える話。
話すでも、訊くでもなく、そばにいることを貫いて、必要なときにちょっとだけ話す。
必要なことだけをちょっと話すかかわり。なかなかできないなぁと思い、読む。
「嘘をつくのはその子が一人ぼっちになりたくないから。嘘は、悪いことじゃなくてさびしいこと。」
いい本だった。
小説だけど。