きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

研究授業が終わる

今日、2回目の研究授業。「かけ算1」の4時間目を行った。
悉皆研修と兼ねたので、同期採用のグループメンバーも来てくれた。
協議会は同期のメンバーと校長先生とで行った。(校内の協議会は後日)

・ブロック操作、掲示物がいきていた。
・導入のところのおさえ(一つ分)が弱かった。
・かけ算のいろいろな式ができるで終わってよいのか?
忌憚のない意見をもらう。↑このことについては、6×2と2×6を取り出して違いを放させる、袋に詰めたレモンを見せ、違いを実感させるなどの代案をもらう。

全部の図から、いろいろなかけ算の式ができることに気づく、をねらいにしたので、
今日の授業は今日でねらったところまではいったと思う。
ただ、かけ算の式の意味理解が十分ではなかった子がいたのも事実。
指導内容全部を取り上げることも必要だけど、もっと軽重付けるのも必要だったかなと。

あれこれ言ってもらえるのはありがたいこと。
校長先生もおっしゃったが、12年研であるためか、互いの考え・主張を遠慮なしに言いあえることを実感した。悉皆研修は久しぶりだけど、初任研、5年研とは違うなぁと当たり前のことを感じた。悪くない。

授業のあれこれについては反省も多いけれど、何より、子どもたちの取り組みがよかった。操作も図をかくことも、学びを書くこともがんばっていたと思う。いいつぶやきもたくさんあった。
「今日だけ頑張ればできるものじゃない」と言ってくださった方がいて、ちょっと嬉しかった。繰り返し積み重ね、できるように、書けるようになってきた子たちもいるので。


終わってから校内の先生方からもちらりといくつか感想・意見をいただいた。
日々の子どもたちのことを知っているので、いろいろ言ってもらえると、そうだよなぁと思える。「思ったより、ブロック操作に手間取っていましたね」と見抜かれた部分もあり、ドキリ。
式を見て3こずつ並べる、とかが意外に難しい子がいた。
ペア活動もまだまだ。

図を示しながら、式につなげるわたしのやりかたは弱かったなぁ…
子どもの発言の板書にネームプレートをはりたかったなぁ…
◎の答え、変えるんじゃなかったなぁ…
終わってみるとああすればよかった、こうすればよかったが見えてくる。
授業は難しい。

課題は指摘されたけど、まぁまぁだった気がしています。子どもたちががんばったから。

終わってホッとした。
次は、学習発表会へ一直線!!