きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

教職講座にて

師匠の話を聞きに行く。修了してまだ1カ月ちょっと。それなのに大学も師匠の話も懐かしく感じた。
教員採用試験を受ける人への話だったので周りは若い人ばかり。場違いだなぁと思い、こっそりと潜ったのだが、現職にとっても学びの多い講座内容だった。

「教育」とは教え育てるわけだが、育てるためにはいくつかのものが必要だなと聞きながら思う。良好な人間関係もそのひとつ。
今、担任している子どもたちのことを思い浮かべ、自分の対応を振り返る。まぁまぁできていることもあれば、まだまだのことも…

多くの先生方がしている行為もその意図や背景にある理屈を聞くとすごく納得する。
今はとにかく子どもとの信頼関係づくりをがんばる時期。講座を聞いていると、教壇に立つだけで教師と認めてもらえるわけでなく、難しい時代だなと思う。
今受け持っている1年生は、素直な子が多い。自分の気持ちや感情をいい時も悪い時も表現できる子は分かりやすく、対応もしやすい。でも、わたしのそばに自分からあまり来ない子もいる。こちらから気にかけているよというわかりやすい対応をしていこうと思う。

終わった後、院生室にお邪魔する。M2の方がいておしゃべり。楽しい時間。

毎日をこなすのに精いっぱいで、少し先のことを見据えて意図的に行うということまでできていなかった。少し先を見る目も持ちたいなと思いながら帰ってきた。時々こうして講座を聞き、大事なことを思い出したり、確かめたりし、元気になる時間を持ちたいと思う。