「学級づくり 成功の極意」
久しぶりに本を読む。いい本だった。いつも思うが赤坂先生の本は読みやすい。難しいはずの理論についても分かりやすい表現で書かれている。そして、読者に主体的に選択させるような表現が多いのも気に入っている。
心に残った言葉。
自分を支える基本的な考え方を持つことが教師の力量を飛躍的に伸ばす ←そう信じたい。
教師の指導力は子どもとのつながりの強さに比例する
教師ができることは、子どもがつながるきっかけづくりやつながる場づくり。つながるのは子ども自身
赤坂先生のもとで学べた2年間のことをちらりと思う。聞いてきたことがぎゅっとまとまったような内容だった。学級を持たずに学んだ時に比べ時間がないのはややつらいが、目の前に学級がありながら学ぶ今は具体的に子どもを思い描いて考えることができるところがいいなと思う。
教師と子どもの関係づくりのために子どもたちのことを「大切に思っているよ」というメッセージを伝えることとして具体例がの10示されていた。それらは当たり前といえば当たり前だし、似たようなことをしてきたよなぁと思う。でも、なんのために子どもとつながるのかを踏まえて教師が行うその行為は、それを意識しなかった時とはまた違うのではないかと考えた。以前とは多少違う自分になりたいという期待も込めて。
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