きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

グラウンドで初体育

週末、やっとグラウンドの雪が解けた。
着任した1日や翌週もまだまだグラウンドに雪がたくさん残っていた。管理員さんが除雪機で飛ばしてくださったり、体育主任が雪割をしたりしてくださりしてようやくとけていった。
朝、体育部の先生がラインをひいてくださったのをちゃっかり使い、1年生と50メートル走の練習。
1年生はまっすぐに走るというただそれだけのことがなかなかむずかしい。途中で曲がってしまう。見ているだけならかわいいのだが、一応指導者なので指導した。体育館でもコーンを置き、コーンを目指してまっすぐ走る練習をしたが、グラウンドはまた一味違うようだ。
1回目は支援員の先生が立っているところまでまっすぐ走る。2回目は自分のコースから出ないでまっすぐ走る。3回目からスタートの練習も入れ、合計4回走った。8名中1名がコースをはみ出してしまうが、あとはまぁ合格といったところか。
スタートは「位置について」で片方の足と同じ手を前に出す、「用意」で手だけ変える。「ピーツ(笛)」で走ることをやりながら教え、その場で一回練習。そのあと2回走らせた。
おおざっぱなわたしは、まぁだいたいの子ができていれば今日はいいかなと思う。数名ができなかったけれど、今日初めて教えたし、運動会までにまた何回か練習していけばいいかなと。

そういえば、「体操の隊形に開け」が先週よりも少しよくできた。「1」で横に広がり、「2」で縦に広がる、それだけのことだが、なかなかむずかしい。いつのまにか先頭の子まで動いてしまったり、後ろの子がなかなか広がれなかったりするのだ。これも毎回繰り返していく、できている列をすごくほめていくことくらいしか思いつかない。

体育の最後15分くらいかな、遊具で遊んだ。体育&生活科みたい…
やんちゃな男の子が上り棒のようなものをさいごまでするするとのぼっていてびっくり。すごいなぁと思う。一緒にやったが、こわかった。この子は運ていも最初から最後までできた。他の子からも「すごい」と言われていた。
かいせんとうにはみんなでのったが、まわることがこわいという子はいな様子。
しかし、途中で回すのが早くなったためか、小さい女の子が抜けた。こわかったのかもしれない。

自由に遊ぶ前に2つだけ約束をした。「笛が鳴ったら最初の4列で並ぶこと」「みんなで仲良く遊ぶこと」
後者には例えばこんなときどうする?とちょっとだけ例を出した。すると、「ごめんねっていう」という子が数名。そうだ、そうだ、の雰囲気、これはこれでいいことだと思う。
1年生のこの時期や、わたしの性格上、ルールをがっちり教え込もうとしがち。時期を見て子どもたちからどうしたらいいか考えが出て決まっていくようにしていけたらなぁ…と思う。いずれ、ね。