きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

1年生の学級目標を決める

15日金曜日に学級目標を決めた。「学活って何?」にこたえるところから始まった。
学校目標を書きながら話し、1年生のこの学級でもがんばることをみんなで決めようというようなことを言って意見を聞いた。
学校目標から下ろし、豊かな心、学力、体力の3つを決めることにした。

1年生は挙手したい子は何度も挙手し、発言する。19名いるが、2名以外は、だいたい挙手をしてくれる。毎時間挙手をする子もいれば、毎時間ではない子もいるが。
今、全校であいさつ運動をがんばっているためか「あいさつをがんばる」「めをみてえがおであいさつする」などの意見からスタートした。言えたことをどんどん褒め、できるだけたくさん出るようにした。同じことを言う子、指名され、立ったけれど「忘れました」という子もいた。

1年生でもがんばることを具体的な姿で言える子は結構いたが、そのあと、目標のキーワードとしてみんなで共有するために短い言葉にするのは少し難しかった。担任であるわたしの願いも入れ、キーワードを提示し、選ばせる形で問うた。
決まった後で、「やさしい心、やるき、げんきな学級になるようにみんなで頑張ろうと思う人?」と聞くと全員が挙手。先生が何か聞いているぞ、ということが伝わったのね…とうれしかった。
全員で決めた、がんばろうと約束した(ふりでもいいから)ことが大事だと思っている。

教室の前壁に貼るのは、学習に集中できない子、支援を要する子のことを考えるとあまりしたくないが、学校で決まっていることなので貼ることにする。
若い時は貼る場所にすごくこだわっていて、支援を要する子のことを考えると気になってしまうので前壁は物を張らない方がいいことを訴えたり、自分だけ横壁や教室後ろの壁に貼ったりしたこともあった。でも、今は、そこまでのこだわりがない。(本音を言えば前壁よりは横や後ろの方が良いとは思うが)

貼る場所もそうだけど、学級目標が飾りで終わらないようにがんばらないとね。