きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

セミナーでの学び

昨日はあるセミナーに参加した。新潟、千葉、奈良、山形の実践家の先生方からお話を聞くことができた。新潟でいろいろな先生から学べることがありがたい。なるほどなと思う話をたくさん聞いて頭が飽和状態。

いくつかの学びがあったけれど、印象に残ったことを幾つかアバウトに記す

「あり方とやり方は両輪」「教えることと育てること」
すごく納得した。両方大事だということ。具体例も分かりやすかった。仕事として子どもたちを育てるその先に何を見据えているか、どんな子を育てたいかを時々、ちゃんと考えないとなと思いながら聞いた。そして教えるだけで育てないと不十分だけど、教えるべきことは具体的に教えていかないと…とも考えた。


「規範を作り出せないと崩壊する」
若手と言えなくなってきた自分にも大いにあてはまると思って聞いた。やっぱり前提は教師と子どもの信頼関係があり、そのうえでの子ども同士の関係づくり。もちろん同時進行だけど。

「自己肯定感を高めるには?」
自分の考えていることでもあったので、興味深く聞いた。勇気づけとパラダイムシフトが大事なのかな。あとは安全基地を探し、その人の側にいることも。わたしは無意識にそれをしている気がする。

「授業を創る」
オリジナルの道徳授業についての話がよかった。写真でもキャッチコピーでも新聞でも教えたい、伝えたいことを持っていると授業の素材はいろいろなところに転がっていると思う。自分が授業化しようと思うかどうか、引っ掛かるかどうかなのかなと。

授業のスタイルは、思考と拡散を織り交ぜていたと思う。解説を聞き、ちょっと高度で応用編だなと感じた。でも、素敵な一つの型だと思う。思考を促す発問を作るヒントも聞かせていただいた。

満腹の学び。