きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

パラダイムシフトを感じた

そんな気がした。
昨日の夜、研修に参加し、お話をお聞きし、
これまでとは若干違った受け取り方をしている自分がいた。
それはいいことだなと思ったのである。

いろんな手法を知ることも大事。
扱うなら、きちんと原則や思想も学んで使いたいし、
原実践に忠実に学びたいと思って今までやってきた。
わたしの教員人生。そういうスタンスで学んだことも多い。

しかし、大学院に来て、指導者と出逢い、こんなことを聞いた。
「目的と目標は違う」
「手法は通り道。その先に目指すものがある」
「手法は主体的に選択する」

他にもあるのだけれど
先行実践に敬意を払う気持ちはあるが、手法を選んだら
自分の責任で自分が主体的に使うんだということが
自分の思考で実感できた気がした。
用事もあったので帰り道、指導教官に電話をした。
指導教官は話を聞いてくださり、「学ぶ観点ができたってことじゃないか」
と言ってくださった。
この方は絶対に頭から否定しない。
肯定的にとらえてくださってありがたかった。

確かなことなのかどうかは自信がないけれど
やっとパラダイムシフトが始まったのかもしれないと感じた。

指導教官の講義、講演などを聞いたこと49回。
100回聞けば何かが見えてくるかなぁと思ったが
少し早く自分の中の変化を感じ始めた。
嬉しい誤算。