きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

一喜一憂その後

先のダイアリーで「結果に一喜一憂」と書いた。
仲間のKさんに、分析が終わるたび、「嬉しいよ」とか「結果が出ないよ、悲しいよ」等と話しかけ彼の仕事を中断してしまった。ごめんね、Kさん。彼も忙しいのに聞いてくれ、意見をくれるのでつい話してしまう。聞いてくれてありがとう。

データ処理はできるようになった。1年前の自分からするとかなりの進歩。でも、問題は結果からそれをどう考察するか、だ。思い通りの変容が数字で出てこない。

あ〜どうやってまとめよう、このことを載せていいのかな〜、何を言えばいいんだろうと若干煮詰まっていたその30分後、院生室のドアをノックする音がした。
指導教官が登場した。「先生〜」と思わず声が出た。

指導教官も休日出勤。お疲れ様です。(おそらく)執筆の休憩に院生室を覗いてくださったのだと思う。先生のお話を聞く前に、ついつい自分の聞きたいことを聞いてしまう。
「結果が出なくても、なぜ出なかったのかを言えればいい」とのご指導。そしてどんなふうに分析をし直せばいいのかを例で示してくださった。御指導の後「わ〜、なんか大学院っぽい会話だね」って、院生と指導教官なんですけど…
とにかくありがたかった。また分析をしてみる。

その後はフィールドワーク関係の話や今書いているという本の話になる。前者は、始まって3年が終わろうとしている。わたしが関われたのは2年間だけだが、それぞれの年でのチーム実践が指導教官の頭の中で系統的にまとめられ、言葉でくくられた。聞いていてある程度、学級づくりと学力向上についての仮説と実践結果が得られたのだなと感じた。だから第1期が終わるんだなと思った。
来年度は第2期に入り、次のステージに行くのだろう。わがチームは来年からはどんな課題を持って進んでいくのだろう。わたしは修了するのでもう一緒に直接参加できないな〜、さびしいな〜と思い、指導教官がKさんに話すことを聞いていた。次の構想ももちろんできていることを知る。さすがだね。

わたしに気を使ってか指導教官は「現場でバンバン実践してね」と笑ってくださる。
はい。がんばります。

後者については3月に出版される予定。「役に立つと思うよ」といっていらした。修了に間に合うかな。読むのが楽しみ。

・・・とその前に修了のまとめと報告書を仕上げますよ。