きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

学級委員を決める

運動会も終わったし・・・と思い、学級委員を決めた。
小さな学校なので1年生でも代表委員会に出席したり、何かと学級の意見を求められたりする機会がある。今はまだ私自身が負担に感じてしまうことがあるが、学校を創っていく機会に1年生でも参加できるということは、もしかしたらとても恵まれているのかもしれない。(と思いたい)

学級委員を説明した。「もっとこのクラスが楽しくなったり、良くなったりするために、先生がいなくても、みんなにやさしく注意したり、みんなをやる気にさせたりしてくれる人」というような話をした。「リーダーだ」という声あり。分かっているんだね、子どもなりに。
そして、決めるときに7月までであること、2学期、3学期は交代することを話し、「やってみたい人いるかな?」と聞くと、18名中(1名欠席)17名が手を挙げた。すごいやる気だ。というより・・・学級委員がよくわからないけど、手を挙げたと言う子も2名はいたと思う。様子からそう思う。
決めるときに「みんなのやる気がとても嬉しい」ということ、「誰に決まってもやだ〜!とか言わないで協力できるかな」「もし、じゃんけんで負けたらプンプン怒ったり、わがままを言って泣いたりしないで我慢できるかな」と聞き、約束させた。(そういう可能性のある女子がいるため)
その上でじゃんけんで決めた。

結果、男子はSさん、女子はKさんに決まる。Sさんはリーダーとして育ててみたい子。今現在でみんなからの人望(というか人気?)がある。Kさんはかわいいが、ぼんやりしている子。いいコンビかもしれない。

誰でもリーダーになれるような育て方をしている、とはとてもいえないし、そんな腕もない。
でも、1年生だからこそ、やりたいという気持ちを大事にしたいし、担任が指名するのは避けたかったのだ。それだけの立候補じゃんけん制。ちょっと邪道かもね。
誰がなってもバックアップして、「やってよかったな」と思えるように・・・と妄想している。