きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

桜の下で記念写真

ようやく咲いたし、全員出席だったのでチャンス!と思い、5時間目の後半に撮りに出た。
桜の木が入る位置にかいせんとうがあるのでそれに乗ってみんなで撮ろうと思ったが、後ろの方に乗っている子の顔が見えない。そこで、「もっと高くあがれる?」というと動けた子もいた。他にも「○○さん、見えないから、(かいせんとうの)前に来たら?」というと「ヤダー」と叫び、なんとかかいせんとうに乗っている所を撮りたいらしく、必死にのぼろうとしていた。気持ちは分からなくもない。が、なかなか乗ることができない。背の小さい子だし、こわいというのもあるのだろう。その間に他の子で顔が見えない子に「写らないから」と前に来るように指示。他の数名は素直に移動したが、○○さんはひとしきり上ろうと試みた後、「せんせい〜まって」とすごい声で泣き叫びながら前に移動してきた。思い通りにならないとかんしゃくを起こすことあり。なかなか手強い。しかし、カメラを構えるとピースで笑顔になるからなかなかだ。
とにかくシャッターを押しまくる。かいせんとうだけでも10枚は撮る。その後、かいせんとうから全員が降り、3列にならんで撮る。「小さい子は前に来るといいよ。背の高い子は後ろで」と何気なく言ったのだが、子どもには子どもなりのこだわりがあるらしく、わたしが思っていたように思い通りに短時間では並ばなかった。難しい・・・
最初から名簿順で撮るなどの指示がよかったのだろうか?
ようやくなんとなく並べ、ここでもシャッターを押しまくる。10枚以上は撮った。笑顔も変顔も・・・
放課後、写真を見てみると、全員の顔が見え、全員が正面を向いていて、笑顔の写真はわずか。変顔はなかなかオモシロイものになったがやっぱり笑顔の方がいいなぁと思う。ちなみにピースを顔の前でしていて顔が隠れている子も3〜4人いた。記念写真一つでもなかなか難しいものだなと思った時間。