きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

贅沢な時間を

昨日、たまっていた支援関係のことをするために院生室へ行く。
大学祭でにぎやかな校舎内だったが、院生のわたしはあんまり関係ない。雨が降っていて大変そうだった。2人ほど、少しだけ院生室によって、短い時間で帰っていった。

誰もいない院生室が好きだ。昨年からそう。静かに、の〜んびり仕事をする。
本当は平日に終わらせておけばよいのだけれどなかなかむずかしい。でも、効率よく仕事をしていくことも覚えないといけない。
子どもの授業感想を入力しながら、コメント書き、メール返信。考えながらすると時間もかかるが、飽きっぽい私はいくつかのことを同時にかわりばんこに進めていた。

午後1時を過ぎたころ、指導教官がふらりといらした。原稿を校正中だそうで、気分転換がしたかったよう。
普段あちこちへ講演などで飛び回っていらっしゃるお忙しい指導教官。個人ゼミをお願いするにも時期を躊躇したことさえある。でも今月は本を書く仕事が複数あったようで講演を減らされていたそうだ。
平日ではなく、休みだとどこか気持ちが楽だからいろいろなことを急がなくていいし、のんびりつづくなんていうことのないおしゃべりもうれしい。コーヒーを入れて過ごす。

・ゼミの内容、メンバ―の話
・本を書くこと
・兄弟布置
・昨日の講演会のこと
・これからの教員の生き方について
・研究会や校内研修
こんな話を聞かせてもらう。
もっとアンテナを張っていれば、ここぞとばかりに質問力を発揮し、指導教官の頭をフル回転させるような、刺激のある内容の話ができたことだろう。でも悲しいかな、わたしには無理でした。まぁ、休みに気分転換をしに来た指導教官がそういう話を望んでいるとは限らない。楽しかった〜。わたしがそうなんだから、相手役である指導教官もそうだっただろうと思うことにした。せっかくだからね…

あと5カ月で修了。現場復帰はやりたいことがいくつかあるし、楽しみだけどもうこんな風に忙しい指導教官とゆっくりと過ごすようなこともないんだろうなぁと思うとさびしくもある。「学ぶだけ学んだ」と思って修了したい。