きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

まとめに向けた苦しみ

とうとう始まった…

周りでは学修成果発表会にむけた個人のまとめの構想が始まった。
うちのゼミ生も粛々と個々にまとめの構想、データの分析を進めている様子。
その様子を見聞きしながら正直焦る。
フィールドワークの日数を減らした院生もいるけれど、わたしは後期のフィールドワークの日数を減らしてもいないから。

焦りはあるけれど、わたしは何をしているか…というと、
その発表会に向けた構想を練るというよりも期日に迫られた別な発表のための要項2ページの
原稿を書くのにとっても苦しんでいる。
今日の午後から夜までほとんどそれに費やしてしまった。

チームメンバーが授業のことであれこれ聞いてきたけれど
「それはもう検討したし…」と思ってしまい耳に入らず。なんという余裕のなさ。ごめんなさい。

ありがたいことに実践はさせもらったけど、言いたいことの裏づけが数字で出ない。
そりゃそんなに簡単じゃないよね。
実践検証はなかなか難しい。

それで、実践したことの中からこんなことなら言えるかな、ということで構想をつくり、
指導教官はもちろん、学会発表を進めてくださったM先生にも指導を受けに行ってきた。
同じことをおっしゃるところもあれば、切り取り方が違うところもあって面白い。

そして、研究って焦点化することが大事なんだなぁということを感じた。
論を絞って決め、それに向かって組み立てる…

わたしはやっぱり実践者なんだな~。
ただ、実践もできるけど、理論に基づいている、筋道を立てて主張もできる、
そういう実践者になりたいなと思う。
それが授業構想力、実践力の向上にもつながると思うから。

せっかく派遣してもらったのだから、現職院生として
今しかできないことをする。
セミナー発表だけでなく、学会発表もしようと決めた。
自分で決めたことなのに、実力がないから苦しい。

見て修正点を言ってくれるしんゆうもいる。
「書けない~」と見せると3行分、一緒に考えてくれるゼミの仲間もいる。
ありがとう!!
がんばります。