きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

プロジェクトセミナーにて

5年ぶりに参加した(^▽^;)
朝、今日だったことに気づき、メールを調べ、
午後からだったので行ってみようかなと思い、出発。

久しぶりの大講堂。ここでオリエンテーションをしたっけ。
懐かしい先生方にもお会いできた。
当時の専攻長にご挨拶すると、エピソードを覚えていてくださって
感激した。


今日のセミナーは、
フィールドワーク、いわゆる「学校支援」の成果報告会。
所属していた研究室の発表を見る。

自分が興味を持っている分野の発表は特にオモシロイ。
全く知らないことというより、かじっている分、
安心して聴け、今の実践の方向でいいんだよと背中を押してもらえた
ような気持ちに。
4つのチームとも数値の変化を切り口に統計的に確かな変化を
バッテリーを組んで示していたり、
質的データと量的データの双方から
成果の示唆を報告したりと「研究的」だった。
5年は大きいなぁと感じた時間。


ただ、そこに当時は持っていた強い憧れはほとんどなく、
数値は客観的に見れるなと冷静だった自分は、
変化したなと思う。
役割の自覚。適材適所。
学校現場にいる一実践者なんだなとあたりまえのことを確認。


一方、支援校への敬意や場づくり、関係づくりのスタンスは
当時と変わっていない印象を受け、
それはうれしかった。
今日の会の意味をよく理解したプレゼンテーションだったと思う。
何のために、誰のために発表するのかを意識するのは
大事なことだと思う。


シンポジウムも予想以上に面白かった。
今後の教職大学院を考えるよい時間だった。
フィールドワーク体験者として当時を思い出しながら、
支援の届かない今の地域では、何ができるかなと思いながら聴いていた。
立場の違う方の登壇も面白かった一因。
欲を言えば、もっと本音を聞きたかったなとも。
公の場なので致し方ないのだけれど。


指導講評は愛教大の鈴木健二先生。
院生のふりをして一緒に聞いていた。
これがとてもよかった。
今の自分の仕事へのスタンスを振り返らざるを得ない突き刺さるお話。
そうだった、そうだった。
そう思って戻ったんだった、と。
大事なことを思い出すセミナーだった。