きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

『先生が「忙しすぎる」をあきらめない』

「先生が忙しすぎる」をあきらめない―半径3mからの本気の学校改善

「先生が忙しすぎる」をあきらめない―半径3mからの本気の学校改善

前半は、忙しいを主観ではなく、アンケートなどのデータをもとに客観的に示し、
教員という仕事のブラック化を浮き彫りにしていた。
筆者はその怖さとして「多忙化は、学ばない教職員と、学習しない学校を増やしてしまう」
と述べたが、その通りだなと思う。
踏襲し続けていることや新しいことも子どものために…といって
考えなしにこなしている状態が続くと、ゆとりのないまま子どもの前に立ち続け、
結局は子どもにマイナスの影響を与えかねない。
教職を辞した具体的なエピソードは胸が痛む。
ただ、最後は具体的に何ができるかを今すぐに考え付かずに読了してしまった。
管理職について思うところはある。
しかし、自分の立場で何ができるかだな。