きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

中学校区 授業公開にて

中学校区の連携プロジェクトに関する授業公開&部会あり。
授業者ではなかったが、協議会の進行や部会での報告などがあったので終わってホッとしている。

授業自体は、思ったより子どもが苦戦していたと感じた。
かけ算でうまくできたので、わり算でも既習事項を生かしてスムーズにいけるかなと思ったら…
5.4を整数にするといいということはわかったようだったけど、
整数にしたあとどうするかでつまずいた子が結構いた(授業者談)
また、見ていると、54は0.1が54個ということをしっかり分かっていないまま進んでいたように思った。
手立ての中に、もっと視覚化された図があるとよかったという意見がでた。授業者も反省で言っていた。
ただ、整数のわり算はもう既習事項なのでどこまで具体物を用意するかというのは考えるところ。既習であれば数字での計算でできると思うから。
授業者である先生は、うちの学校のかなりの実力者なので「難しかった…思ったようにいかなかったよ」と少し落ち込んでいた。
事前に指導案を研推で見せてもらったのに、今日以上のよい手立てがだせなくて申し訳ない気持ちも。
グループごとの協議でも、図の活用以上の手立ては出なかったし。

でも、学習規律と学習意欲の喚起を授業進行と同時にこまめに指導していたところや、問いを子どもたちの言葉から作ったことなどうまさが光ったところも多かった。

明日は出張で5年生の算数の図形の面積を見てくる。
そして、明後日は、うちの学校の5年生の授業公開。これも図形の面積。

授業公開の晩秋。