きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

タテとヨコ

学級づくりを学ぶ会でもらったレポートが20本あった。
当日は小グループで話したので、大勢の人の考えていることをその日に知ることはできなかった。このレポートで少し知ることができる。そういう意味でもレポート持参はいいかもね。(可能なら・・・)

レポートを読んでの覚書。
・「学級づくり」というと特別活動(当番、係、学級活動など)で何をするかについて考える人が圧倒的に多いのだと感じた。私自身も含め、どういう授業をしていくか、授業の中で学級や人間関係をつくっていくという発想やその手だてをあまり持っていないのではないか。

タテ糸とヨコ糸
・わたしが考えるタテ糸は教師と子どもの関係。ヨコ糸は子ども同士の関係。(野中論と少し違う)その観点でレポートを見ると、主にタテについて書いてあるレポートが7本。ヨコについて書いてあるレポートが13本だった。
・1本だけ「学級づくりを授業の中で日常的に行っていきたい」と書かれているものがあった。これまでの私はそういう視点で授業を行い、学級をつくろうとしてきたとはいえない。教師と子どもの関係(タテ)をつくるため、子どもが勉強が分かると楽しいと思えるような授業をしたい、基礎学力を身につけさせたいと行ってきたつもり。でも授業の中に(授業の中で)人間関係をつくろうという発想がなかったのだ。
・いい授業をすればいい学級ができると信じてやってきた。学級づくりと授業づくりは大きく関係しているとは思う。
・「授業づくりと学級づくりの一体化」このことは、今の環境に来て初めて学んだこと。それができたら学級づくりがバージョンアップするのではないかと思う。しか〜し、自分ができそうだな、やってみようかなと強く思う手だてが明確にはない。ペア学習?協同的学習?伝え合い?学び合い?う〜ん・・・ヨクワカラナイ