きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

愛と勇気のチカラセミナーにて

愛と勇気のチカラセミナーに参加。
山田洋一先生の講座では、担任としての今のリアルな実践、意図について、映像と参加者との対応から考える。
ある子の言動に対してのとっさの対応に「これってアドラー的では?」と思っていると、最後のパネルディスカッションで赤坂先生がそのことについて意味づけをされ、そうそう!それそれ!と納得してスッキリした。

山田先生のお話を聴くのは2回目。
見た感じも語り口調もとても柔らかいのに、おっしゃることは鋭く、ドキっとするようなことが多くて、ひきこまれる。
とても魅力的な実践&講座。
組み立ててあり分かりやすい、明快なものって好きだなぁ…。

権力闘争をしなくなるきっかけってあるんだろうかと考えながら拝聴。
仲間とも話す。
キャリア?
達観?
わかるとできるにはまた少しハードルがあると思う。
高学年を受け持っている今、自分の対応について考えさせられた。

最後のパネルディスカッションでは、学級崩壊の予防と治療の話も出された。

「実践家の話はあてにならない」に会場は爆笑。
書籍でもセミナーでも伝えることで伝わることには限界がある。
要は、聴き手(参加者)の受け取り次第ということ。
そういう視点で講座を受けることが大事だなと思う。
自分の年代に合った学び方をしたい。


今の恵まれた環境でめざす子どもの姿を再確認した、いい講座だった。

余談だけど、参加者がだんだん若くなっているように感じる。
こう見えて意外と人見知りのわたしは、夏の研修会で知り合った若い先生に声をかけてもらい、おしゃべりして緊張をほぐす。
嬉しい日にもなりました。