きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

勇気づけの学級を

原田綾子さんのブログから。小学校教師である旦那様のコメントだとか。


アドラー心理学の勇気づけ。 すぐに結果を求めないで取り組んでいます。

僕は勇気の種を蒔き続けています。
もちろん、すぐに芽を出す子もいます、
と同時にじっくりと時間をかけて芽を出す子もいます。

もしかしたら、担任している1年間では芽を出さないかもしれません。

それでも勇気づけを続けます。 いつか芽を出すことを信じて…。

勇気づけによって子どもが変わる瞬間。
子ども達の中で、何かが変わったら行動が変わります。
ほんの些細なことかもしれません。
そこを見逃さないことで、

出た芽を育てていくことができると思っています。

・ほんの少し声が大きくなったかも
・ほんの少し準備が早くなったかも
・ほんの少し自分の意見を言えるようになったかも
・ほんの少し相手のことを考えられるようになったかも

担任として、他の人には気付かないことに気付いて
子ども達に伝えていきたいと思っています。
1つでも多くのことを…。

これらの日常の取り組みには、
打ち上げ花火のような華やかさ(瞬発的な結果)はありません。

しかし、すぐに消えてしまうこともありません。
ロウソクの火が燃え続けるように。


原田先生が「すぐに結果を求めないで取り組んでいる」というところ、
わたしはどこか、見える結果をできるだけ早く…と求めていたなぁと振り返る。
周りのいうことにどうしても反応してしまい、やり方に迷うのも揺れるのも
自分の軸の弱さとか見栄からくることなんだろうな思う。

「担任として、他の人には気付かないことに気付いて子ども達に伝えていきたい」

わたしもそうありたい。
やり方、迫り方はいろいろあるんだから、自分のキャラクターにあわないやり方でやらなくもいいなと思う。それをしなくてはならないように感じてしまっていたこの頃。(言われたからだけど)

少しずつ育っている点、もともともっている子どもたちのよさをちゃんと伝えようっと。
即効性は少ないかもしれないけど、じわじわ効けばいい。