きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

学習発表会に向けて

今週末は学習発表会。生活科の学習を中心にした劇をする。今日は低学年部でリハーサルをし、校長先生に見ていただいた。
子どもたちの思いをもとにシナリオをつくったのが先週の月曜日。ステージ練習を開始したのが先週の金曜日。火曜日は公開授業もあり、ステージ練習はせず。
予定が詰まっていたので、早めに、少しずつ、取りかかってきたつもりだったけれど、今日の出来栄えは今一つ。声が出し切れていなかった子が多かった。早口もいた。

まだ、できる、と思う。

内容面についてのご指導はなかったが、子どもたちの声、発表の立ち位置、そろえて言うところなどでいくつかご指導をいただいた。

本当は明日がリハーサルの予定だったのだが、校長先生、1年生の先生の出張の関係で今日になった。仕上げがまだできていないよ…とも思ったけれど、よく考えると、早めに見ていただき、直せるところ、高められるところはその時間がある方がいいなぁと思う。だから、まぁ今日見てもらえてよかったとも言えるかな。

子どもたちの演技と同時にスライドも見せるのだが、そちらの方はタイミングもまずまず。「写真がきれいだね」と生徒指導主任に言われ、嬉しい。子どもたちにも見せた。

子どもたちはまだまだできる、声も出ると思い、今日は辛口の評価をし、厳しいことを言って、午後にもう一度練習した。

子どもたちが賢いなと思ったのは、途中で出す「野菜クイズ」の答えを1年生に言わずに劇をしたこと。当日のお楽しみにできるように「こたえは…・(ほにゃらら)です。」と言ったり、そのクイズの答えに関するセリフの答えにつながる部分を「ほにゃららで…」などと言っていたところ。
さすがだったよ、とそこだけは教室でほめた。

厳しいことを言ったり、ちょっとほめたりと忙しい一日。
毎日こんな感じである。

持ち上がりは子どもの性格が大体分かるから対応がしやすくてありがたい。やりやすい面が多いけれど、同じ保護者だから、昨年と比べてぐんと成長したなと感じてほしい、と思うと欲が出る。
1年生の時は、「かわいい」「一生懸命」だけでもいいと思う。でも、2年生は「先輩」である。「かっこよさ」も見せてほしい。…というようなことを子どもたちに分かるように話したつもり。
さてどうなるかな。