きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

SENS養成セミナーにて

資格更新の年ということもあり、セミナーに参加してきた。

1日目の「読み書き障害」では、つまずき方まで把握する必要があることを知る。検査とか大げさなことはできないけれど、できそうなことを教えてもらった。
2日目の「学力のアセスメント」は、難しかった。ここでも通常学級の担任ができることは?という視点で聞く。インフォーマルなアセスメントの方からアプローチしていくといいかなと思う。
教室のあの子、あの子…と思い浮かべながら聞く。子どもが「できた」「書けるようになった」と思えるように、特性を見抜き、ピンポイントの支援を!という話に難しいよなぁと思う。あれこれ試してその子にとってよいやり方が見つかればいいのでは?と思ってきたが、それだと子どもの自己有用感、肯定感が下がってしまうという話を聞く。
つまずきの要因を分析し、その子に合うやり方、学び方を提案するがSENSの役割というような話。

初任校の時、一緒だった先輩の先生に久しぶりにお会いした。今春、特別支援学校から普通学校に移動し、新設されて間もない発達障害関係の通級教室を担当しているのだそう。懐かしかった。話を聞きながら、「専門」を感じる。
わたしは、ずっと通常学級の学級担任しか経験がない。
個を見る目、個への支援は薄いかもしれないなと思ったり、でも、逆に集団の力を使えるしと思ったり。

最後に小テストがあったが、今年からマークシートに変わっていてびっくりした。マークシートをぬったのなんて多分大学入試以来。記述式の時より、簡単に感じた。上手にぬれたし、手ごたえあり。多分合格できるだろうと思う。