初任者研修 グループ研修にて
今年も初任者研修にかかわるお仕事をもらったので行ってきた。
指導主事の先生が多く、教諭はわたしともう一人の先生だけ。正直、ちょっと心細かった。
今年度は昨年度より採用数が少ないため、グループ数も少なかったのだ。
プログラムは昨年と大きく変わっていなかったので、昨年のノートを見直しながら構想した。
昨年も今年度も初任者の方々はとっても礼儀正しい。男性女性関係なく、「かわいいなぁ」と感じてしまうあたり、わたしもすっかりオバサンである。いやだなぁ…
グループ研修は午後からで、今日は次のような内容。
1 アイスブレーキング
2 コミュニケーション実習 ワンウェイからツーウェイへ
3 コミュニケーション実習 他己紹介
4 カウンセリング演習 ロールプレイ
およそのメニューはあるのだが、たとえばアイスブレーキング20分 おまかせ と書いてあるのである。
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大学の同期だとか、宿泊研修の班が一緒だったとか、知り合い同士もいらして、打ちとけるのが早かった。もうすでに打ちとけていたのかな。おかげでこちらはやりやすかった。
わたしは、アイスブレークで最初から身体接触をすることには自分自身の抵抗がある。
でも、最初の雰囲気で、この方たちならいけるかなぁという気持ちがわき、少しだけ接触をつけてみた。
よろチク
よろしグー
ハイタッチ
バースデーチェーン
ネームチェーン
ネームキャッチ
やる気チェーンと ここまでで20分。
やる気チェーンは、正直に言うので面白かった。若いね。
最後のエクササイズで並んだ順にペアをつくったのだが、男女が固まったところもあったので、2回目からは「異性で」「先ほどと違う方で」と条件を付けてお任せした。男女比もちょうどよかったし。
円になった後、誰かがリードし、微調整する形でスムーズに決まっていき、なんて優秀な人たちなんだろうと思う。
ただ、よい方たちが多いあまり、「自己開示」の面から見ると、もっと自由に話してもいいのになぁ…とも思った。これはリーダーのわたしのほぐしや語りが足りないのかもしれない。
最後の4カウンセリング演習では、聞かない体験のロールプレイを行った後、自分の生活や対応に関連付けて気づきを話してくれた人が多くいた。
すべて、活動の最後にエクササイズのねらいは話したけれど、話す必要がないくらい実感として学んでいた方ばかりだったなぁと感じた。
今回は参加者の方々が優秀で、自分たちで学んでいける方々だったけれど、リーダーをしてみると、ファシリテーターって難しいなと実感。
参加者の主体性を引き出すためには、引くだけじゃないんだろうなと考えた。出るときは出て、語る時は語らないと。
明日は1日。がんばりどころ。