きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

ライフスタイルを考えた

アドラー心理学講習会での演習の目的は、「私的感覚を探し、ライフスタイルを考える」ことにあったと思う。
探し方の順序は、対処行動を探す→ライフタスクを探す→仮想的目的を考える

4人それぞれのエピソードで4回行った。途中、難しくて??だったが、なんとか最後までたどり着いた。最後に、最近のエピソードと早期回想のエピソードの共通点を探したのだが、これは面白かった。探そうと思えば探せるものだ。自分の今の私的感覚が分かった。
わたしは、決めつけられることが嫌だと感じてしまう傾向があるようだ。だから、そう感じた時に陰性感情が起きることが多い。(相手との関係性にもよるけど)
もちろん、思い出した早期回想は、自分の今のライフスタイルから選んでいるわけだから、一致するのも当たり前と言えば当たり前なのだけど。
私的感覚を自分たちで見つけた、そうか!と思えたことに「納得」が生まれた。(うちの学校の研修主題を思いだすね)

簡易カウンセリングの途中に「目標の一致」とたった一言書いてあるが、相手とこれができるようになることは難しいことだと感じた。「カウンセリング」を意識して、「相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で考える」が何気ない日々では難しく感じたから。競合的であることをやめないと、である。まずはそこから。
また、目標が一致していても対処行動が間違っている場合もあるし。
とにかく、解決の方向に行く道は楽じゃない。

自分の目標、相手の目標を分析し、対処行動を選択する。
エピソードを丁寧に、複数でひろって解釈してやっと…なのに、そんなことが日々の中でできるのか…

アドラーカウンセリングはいろいろな意味で厳しいかな、という印象。

でも、満足の一日。