きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

SMILE講座にて

SMILEに行ってきた。
約3年前にも同じ講座を受けたけど課題が全部クリアできず、今回再受講。

今回の受講者は、以前とは全く違っていた。子育て真っ最中、というよりは、子どもさんがすでに大きくなった方が多かった。お子さんがいないという方も結構いた。
親子関係のセミナーという名前だけど、人間関係全般にも当てはまるので親でなくてもいいのだね。同業の方はいなかったけれど、みなさんパワフルで、悩みはそれぞれ抱えながらも一生懸命生きているなぁ〜と思わされた。グループワークも多かったので、みなさんのおかげで今回も濃い学びができたと思う。

不適切な行動をおこす子について、「正の注目」が大事なのだけれど、わたしは、当たり前と思ってしまい、かかわりが子どもの求める正の注目になっていないのかもしれないなと振り返る。だから、キレたり、泣いたりして教室で注目を引こうとするのかな…
まずは、「完璧を目指したい」「親にほめられたい」「もっとがんばりたい」と思っているその子の思いを受け止め、その子の満たされポイントを満たしてやることだなと考えた。
願いを話すのはそのあとなのかもしれない。

受講しながら、3年前の学校支援のことを思い出す。あの時は担任ではない立場で、週に3日だけある学級の子たちにかかわっていた。印象に残っている男の子の子のことを思い出した。

勇気づけは奥が深いなと思う。わかるとできるはまたひとハードルあるけれど、ようやくちょっと分かってきた気がする。
勇気づけはこういうときこうすればいいとか、こう言っちゃだめとかではないということ。相手が勇気づいたと感じたかどうか。関係性の問題もあるだろうけど。
子どもにも大人にも同じことだと思う。自然に使える人になりたい。