きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

テーマは合っている

「全校体制で取り組む学力の向上」というタイトルに惹かれ、中越講座に行ってみた。
久しぶりにmatuzawa先生の話を聞く。お元気そうだった。
学習指導要領やデータをもとに、日本の子ども、とくにわが県の子どもたちの「学習意欲」の低さの指摘、学習意欲をどのようにして高めるかのお話。
校内研修テーマの文言についての調査結果は、一昨年もちらっと聞いたような気がした。でも、今、学校に戻った立場で聞くといろいろ思うことがある。
うちの学校の研修テーマを考えるとよくできているなぁと思う。(昨年の研究主任が中心なって作ったんだけど)matuzawa先生のお話に出てきた条件を満たしている。
大切にしたいことは「関与」「実感」なのだそうな。
「関与」では、問いのつくり方、子どもの向かわせ方も入るのだろうなと興味深く聞いていた。そのやり方については、実践者であるわたしたちの腕になるんだろう。

県センの指導主事の先生の講義もあっというま。「算数授業活性化のポイント」だった。子どもが伝えたい、話したい場を作るという話は、昨年からめざしている校内のテーマに(が)似ているなと思う。方向は間違っていないんだから、このまま行けばいいんだなと。

最後は院生チームの発表が3つ。主に昨年の学校支援Pについての発表が2つと教科書を比較するという個人研究の学びが1つ。どれも面白かった。
支援についての中で、算数用語の整理と意欲に関する算数アンケートに耳がダンボ。教科書比較から分かることでは、自分が知らなかったこともあり。「好きなことを勉強できる時間がある」という話に2年間を懐かしく思いだす。
修了生の人も来ていたので、アンケートのことを教えてもらう。つながりがあるってありがたい。

学校に持ち帰れる情報で自分や他の人がちょっと楽になったり、やる気が出るような話はいいなぁと感じて帰る。「こんな話を聞きました」と伝えようと思う。