きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

版画がほぼ終了

今日ようやく版画を刷った。
地区の美術展の締め切りには間に合いそうになく、版画は出さなかった。
来年は2学期の終わりに始めておくか3学期早々に開始をしないと…次年度の課題。

1年生はローラーやスタンプ遊びが主。教科書を見ると、版を作りそれにインクをつけて刷るのはおまけみたいな感じである。昔、1年生を持った時は紙版画にこだわって、顔や体を作ってカレンダーに刷った。今思い出してみると少し難しかったのかなぁと。
今年は、2年生や3年生とも少し相談し、発達段階に合わせて無理をしすぎず作った。初めてスチレンボードを使ってみた。ボードに鉛筆やへらで書けばよく、パーツで作らなくてよいので1年生にも楽々だった。
刷る時もインクでパーツがはがれることもなかったし。
ただ、折れてしまった子はいた。部位が細かったのだ。テープでとめたり、置く時に工夫したりしてごまかした。

それから、版が小さくなった子がいた。迫力としてはやはり落ちる。でも、複数の版を作ったて並べたのでそれはそれでまぁよしとした。

テーマ設定や、過程を楽しむに加えて作品にするための持っていき方が難しかった。
ローラー遊びやスタンプ遊びを楽しんだ後、結果的にできたものに版を載せた。ローラーを転がしながらイメージを持ってやった子もいれば、本当に適当に楽しそうにただ頃がしている子もいたので、その子が版に何を作るか決めることは難しかったのではないかなと思う。

子どもたちにも手伝ってもらい、刷った。期待していなかったのに結構戦力になってくれた。飽きずにずうっと手伝う子、手伝いながら仕切りだす子、自分の番が終わるとさっと戻って自由帳をする子などさまざまでおもしろいなと思った。
よく手伝ってくれる精鋭たちが5人くらいいて、2時間で38枚を刷り終えることができた。
みんなで後片付けをしても、時間が15分くらい余ったのでリクエストにこたえてゲームをした。(なぜゲームができるかを話してから)

これで完成にしようか、もう一工夫しようかどうしようか思案中。