きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

追いだしたいオニ

もうすぐ節分。
勤務校では委員会主催の豆まき集会があり、追いだしたい心のオニを学年の代表が発表する。というわけで全員で書いた。
1年生の追いだしたいオニは「泣き虫オニ」「ネボウオニ」「イライラオニ」「いじわるオニ」「テレビ見過ぎオニ」など。かわいいものだ。
全員分の追いだしたいオニを学級だよりに載せた。

私のクラスは19名。奇数なので余った表の枠にわたしの追いだしたいオニも載せてみた。
最近イライラすることが多く「イライラオニ」と書いた。それを見た子どもたち。
「せんせいのもある」「Sくんと同じだ!」「あ、どこ?」

ある女の子Mさんが「え、せんせい、おこりんぼうオニにすれば?」
というので、
「え、せんせいおこりんぼう?」というとうなずくMさん。
(「そうかな?」という子もいたが…)

「そんなにおこりんぼう?」と聞くとまたうなずく。そして、
「だって、M、せんせいがおこるとなみだがでそう」だそうな。
確かに厳しいいい方をすると自分でも思う。苦笑。

隣の席の男の子が、「せんせいは、できない人には何もいわないし、(できない人には)おこらないんだよ」ってフォローをしてくれた。
いつも言っていることをよく覚えている。
笑うしかない一コマ。

イライラせず、穏やかに子どもたちを育てたいものです。反省しつつ…