ぞうさんのぼうし
教科書に載っているなかがわりえこさんの詩。
「濁音の入った詩のおもしろさを味わいながら子に出して読む」ことにした。
追い読み、交代読み、号車読みなどで繰り返し読んだ後、
最後の「ふっとんだはぶっとんだ、の方がいい」と言った子がいた。わけは、「ぶっとんだにすると全部点々(濁音)で始まるから」だそうだ。
すごい気づきをするものだ。
その子の発言を受けて「もしも点々や○がつかなかったら・・・」と詩の濁音をわざと全部とって追い読みをさせた。
ぞうさんのぼうし→そうさんのほうし
ざくろのえだに→さくろのえたに
がぎぐげごつんと→かきくけこつんと
ぶつかって→ふつかって
とこんな感じに。
子どもたちは大笑い。
なんの意味もないのだけれどそれが却っておかしくて爆笑だった。
「点々がある方がいい」「この詩は点々があるのミソ」というようなことを言わなかったけれど感じてくれたのではないかと思う。
楽しかった。