きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

言わせている

うちのクラスは朝の会と帰りの会の司会を日直が一人でする。
司会のセリフを書いたマニュアルを作っておいてある。
(「これから朝の会を始めます。」とかセリフが書いてあるもの。)

ほとんどの子がもう覚えているのだが、心配な子はラミネートされたマニュアルを見ながら言う。
今日の日直の司会は双子のお兄ちゃんの方。

帰りの会の最後に「かわいいせんせいのお話です」と言ったので笑った。
マニュアルにはそんな形容詞は書いていないんだけどな。
照れるなぁ・・・


少し前、その子が筆箱を忘れ、赤鉛筆や定規、消しゴムなどの一式を貸した日、帰りにその文房具をもってわたしの机の周りをうろうろしていた時、
双子の弟君が「かわいいきょんどうせんせい、かしてくれてありがとうございました、って言ってって返すんだよ」とお兄ちゃんに教えていたっけ。

弟君は、前に忘れ物をした別な子にわたしが「かわいいせんせい、赤鉛筆を忘れました。貸してください、って言ってかりるんだよ」とふざけて言ったことを覚えていたのかな。その影響なんだろう。

1年生は素直すぎておもしろい。
和む。