きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

ほめられた

カウンセラーの先生からの御指導で一番うれしかったのは、子どもたちを褒めてもらったこと。5時間目の授業参観後に子どもたちに言いたいと、話をしてくださった。

「いろいろな学校の1年生を見たけれど、こんなに一生懸命勉強している1年生はいない。先生がノートに書きましょうと言ったらぱっと書いたり、線を定規で引いたりしていて素晴らしい。
(教室の掲示を見て)さすがスーパー1年生をめざしているだけありますね」というようなことをおっしゃった。

全員が指示を聞き、作業にぱっと取りかかるわけではないし、いつもいつも定規を使うようには言っていない。技能の問題、時間差を広げすぎたくないこともあり、それほどしつこく指導していないのが本当のところ。おおざっぱな指導である。
子どものノートを見てみると、使っているのは約半数でしかない。
それでも、できている子、やろうとしている子たちを取り上げて褒めてくださったのは大変ありがたいと思った。子どもたちは素直なので、良い点を認めてもらうとますますがんばろう、やろうと前向きになるような気がする。担任も同じだけど。

下校指導後、校長室でご指導いただく。
学校体制での学習指導、授業スタイルにも触れ、1年生なりによいのでは?というようなことをおっしゃた。これにはホッとした。
小規模校のメリットを生かし、研修も生徒指導の取り組み(あいさつなど)も共通理解をしながら進んで行きたいと思っているため。

学習面、その他の面で個別対応が必要な子たちのこともお聞きすると、座席の位置、教師の対応について具体的にご指導、いただいた。

基本的に素直だから指導が入りやすい。子どもたち(と保護者)に恵まれていると思った日。