きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

あさがおの絵

今日から絵を描き始めた。
勤務校は学習発表の日に全校一斉に絵画を展示するというわけではないようだが、美術展の締め切りもあるし、少しずつ始めようと思い描かせた。

1学期は四つ切サイズにちゃんとかかせていない。絵の具の指導はしたけれど。)2学期にできれば2枚は描かせたいと思っている。

1年生といえばあさがおかなぁと思い、1枚目はあさがおにした。

・写真を拡大し、用意
いままであさがおをそだててきた流れを振り返り、イメージさせた。
もう花はほとんどの子が咲き終わり、種取りに入っている。しかし、絵に書かせたいと思っているのは咲いているところ。

・場面を限定し指定
「好きなところを描いていいよ」「さぁ描きましょう」としないで、場面を限定した。
これがいいかどうかはわからないが、まぁ1年生だし、教えて書かせる絵もあってもいいかなと思い、そうした。

・一部を子どもに選ばせる
わたしも自分で途中まで何枚か描いてみたものを示し、「右のようにかいていいし、左のように描いてもいいよ。自分で好きな方を選んでね」と二択の中から選ばせた。
クレパスの色も同じ。これかこれ、と決めた。

あさがおのつるが、支柱にからまる様子は、2つほど例示をしたが、子どもはいろいろなからまりかたをしていてそれぞれでおもしろかった。
支援員さんと打ち合わせ、机間巡視をしながらとにかく褒めまくった。

一斉指導で同じように順番を決めてかかせていくと、何を描こうか分からない子にとってはいい面もある。でも、好きに描きたい子にとっては窮屈かもしれない。
ある程度、(花をひとつくらい描いて見せて)進んだら、つぼみを描こうが、色をどうしようが、数、向きなどは自由にさせようと思う。

絵の具も少し使わせる予定。
さてどうなるかな。