きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

関係性を考える

「見取りが違っているから、手立てが合っていない」
ちょっと重い言葉だなと思った。
学級の子どもとの関係性、子どもの見取り、そして手立てはどうだろう。大きくずれていないだろうか。



ある友だちの学校の話を聞く。
普段穏やかな友だちも、結果的に巻き込まれ、プラス、大きな行事を前にして少し疲れていた気がした。

なんでもそうだけど、関係性の問題なんだなぁと思い、聞いていた。一度ねじれてしまうと修復が難しい。特に大人同士は。
アドバイスみたいなことは何も言えず、ただ聞いただけ。

大きな学校には大勢の同僚がいて、組織で動いているから、力のある友だちとその学年の人たちだけがいくらがんばっても限界があるんだろうなと思った。やっかみもあるのかな。
だんだん複雑になってきていて、なかなかむずかしいようだった。でも、分かってくれている人たちもいると思う。
子どもとの関係がいいようで、それは何よりだなと思う。


「子どものせいにしない」
そうすれば楽だけど、レベルが低い気がするとも言いあい、とても共感した。

「年齢ではなく、立場で仕事をする」
以前、言われたことがあったけれど、実際はなかなか難しいなと思うことがある。
友だちも、今の立場を使って、ずばりと言っちゃえばいいこともあるんだろうけれどそれはせずにいた。また、自分のクラスだけ見ていればいいとしないところはさすが。

30代は中途半端だなぁ。
でも、今だからこそ、の悩みかもしれない。