きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

初任者研修にて2

2日目も無事に終了。
午前最初のアイスブレイクが少し足りなかったかなぁと思った。もっといくつか用意しておくとよかったかな。
お昼休憩のとき、他の講師の先生に聞くと身体接触を含め、いろいろなエクササイズを行ったそうだ。なるほどね〜。
わたしは自分があまり身体接触のあるエクササイズが好きではない。(好きな人にされるのは別、って当たり前だけど)だから肩もみをはじめ、握手も取り入れなかった。でも、大人同士だし、研修会だし、やってみてもよかったかなと終わってみて思う。

午前はロールプレイ。教師と子ども、教師と保護者のそれぞれを2パターンずつしてもらった。教師と保護者の方が終わってからのリアクションもよく、盛り上がったし、シェアリングでもいろいろな意見が出た。こちらで一応伝えることはあったのだが、ほぼ参加者の感想から出ていたことばかりだった。よい気づきが多かったなと思う。初任者の方々のチカラ。

午後のエクササイズは少しだけ身体接触のある「キャッチ」。様子を見ていて、この方々ならできるかなと思ったため。意外と盛り上がった。やってよかった。そのあと「うそはどれだ」これもおもしろかった。akasaka先生の講座で教えていただいたもの。でも、akasaka先生みたいにうまくモデルはできなかったけど。
動きまわった後は、ミニカウンセリング。悩んでいること、困っていることについて。短い時間だったが、「すっきりした」「聞いてもらってよかった」といったおおむね肯定的な感想が多くてホッとした。「解決策はでなかったけど・・・」といっていたが、それでよいのだと思う。

そのあと、構成的グループエンカウンターの活動。大人だから上手に折り合いをつけようと話し合っていた。子どもだと揉めることあり・・・と経験を伝える。また、やりようによってはスキルも教えることができる、目的によるとかなんとかをちょこっと話す。

最後は、子どもの行動から子どもの心を考える、子どもの見方について。困った子どもを困っている子どもと見方を変えるようにして言ったのだが、いろいろな意見が出るわ出るわ。用意していたことをこちらがいう必要が全くなかった。
個々のセンスが良く、4人での話し合いによって意見も増え、よいシェアリングだった。わたしもとても勉強になった。

最後に一言ずつ感想を言ってもらった。仲間への感謝、研修の学びをいっている方が多かった。できた方たちだな〜と思う。目的論のことについて感想を言ってくださった方がいて、何か書籍などを紹介したらよかったのかなとも思った。が、初任研で忙しい日々だろうし、その方が必要なら、きっとまた出あえるはず、と思う。
こちらとしては、午後は、終わりの時間が守れず反省。
アイスブレーキングももっと練る必要があった。

とはいえ荷が重い仕事だったけれど、無事に終わってホッとした。若い方々に触れ、刺激ももらえたし、よい2日間だったと思う。