きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

授業研振り返り

算数のひきざん「ちがいはいくつ」のところで行った。勤務校は全学級担任が年に2回ずつ授業を公開する。授業公開自体も主要教科の授業研も久しぶり。緊張した。しかし、子ども達がよかった。(と思う)普段よりがんばっているのも伝わってきたし、ありきたりだが、意欲的だった。
自分は必死だったので細かいところを振り返るのが難しかった。あそこでこうすれば良かったとか自力で思い出しにくかった。ただ、学習課題(問い)の提示が遅かったなぁとは授業の途中で感じた。そのことを授業後、研究主任に言うと「そうだね、ここじゃないなと思ったよ」と言ってくれた。やっぱり・・・
しかし、「I小の研究についてこようとしているのが伝わったよ」と言っていただいた。私以外の学級担任は昨年度からいるので、みんな校内研のテーマを具現化する授業の理想型を分かっているのだと思う。だから、私も追いつきたい・・・と必死。ただ、まだ形をまねている段階にすぎないと思っている。

帰り際、教頭先生から授業についてご指導いただいた。
・学習規律ができている。ああいう学級なら安心。
・導入のイラストがバラバラだったのが良かった。提示の仕方で言葉だけ→絵にしていたのも適切。既習事項との違いがはっきりしていた。
△教師が丁寧すぎるのでは?教師が話しすぎ、子どもの言葉を待つ、つなぐ。
△もっと揺さぶってもいい場面あり。子どもを困らせても良い。
△Mさんの意見の取り上げ方・・・ここでは介入し、言葉を補い、ひきざんの概念を強調するとよかった。

言葉にすると厳しく言われたようにも読めるが、コメントの言い方や雰囲気が穏やかで、引っかかりもなく聞けた。また、第一声がほめ言葉なのもポイントだなと思った。また、いくつになってもどなたかに何かを言っていただけるのはありがたいことだと思う。

協議会は来週。参観した職員の付せんをカテゴリー別に分け、手だてが有効であったかを中心に30分間限定で行うという。だから全学級分できるのだろう。「納得のいく学びにつながる話し合い」の部分だけ、ICを起こす。自分の授業を聞くのっていやだけどなぁ・・・