きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

『げんき』

帰りの会の前に配り物をしたり、連絡帳を書いたりしている。
今日、ある男の子が「今日は、『げんき』ないの?」」と聞いてくる。
はっとする。
今週は指導案とレポートに翻弄され、まだ学級だよりを出していないな。

「『げんき』はないんだよ」(書く時間がなくてさぁ・・・)と、括弧は心の中で言う。
『げんき』は、今年度の1年生の学級だよりの名前である。
学校によっては、学年の愛称が決まっており、自分ではタイトルを付けられないこともある。勤務校はそれがないので、担任である私の一存で決めることができる。学級だよりのタイトルにはいつも自分の学級への願いや思いを込めている。
子ども達と話し合って決めるという方法もあるだろうが、私は自分で決めたいなと思っている。

学級だよりは出さない(出せない)学校・学級もあると聞く。勤務校は小規模校で学年だよりも兼ねているので出しやすい。
毎日のように出している先生もいる。週に1回ペースの先生もいる。私は1年生ということもあり、週に2、3回というところ。写真なども多いし、見てくださる方も担任の言葉を尊重してくださるので、たくさんの修正もなく、それほど負担ではない。
出したいときに出せるという環境がありがたいなと思う。

子どもの言葉を思い出し、放課後『げんき』を作る。明日が楽しみ。