きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

演劇鑑賞教室

午後から全校で見に行ってきた。諸事情で学級の引率はできず、別便で会場に向かう。
市民会館の大ホールに到着。子ども達を待つ。時間があったので、トイレの指示を出し、座っていると、「なんかこわい」と泣き始める子1名。それを見ていた隣の女の子も「わたしも・・・」と悲しそうな顔。うつったかな・・・
こわい話ではないこと、先生は隣に座れないことを手を握りながら言い聞かせる。座席順を変えても良かったのだが、きりがないかなと思ったし、その子は大丈夫だろうと判断したため。また、その子は、今日に限らず、泣くことでかまってもらえると思っている節があることも感じているため。少し涙を流していたが、「もし途中でこわくなったら友だちの手を握ってね」などと言ってほおっておく。ちゃんと座っている子、「楽しみ」「ぼく、大丈夫」という子たちの頭をなでてうんとかわいがった。泣かない方がいいことがあると感じて欲しかったため。でも、伝わったかというとあまり自信がないけれど。

始まってみると、なんと言うことはない。私は冒頭の部分だけ、ステージにいたので、正面に座っていた子ども達がよく見えた。笑っていたのがよ〜くわかった。

1年生は予想外でおもしろいと思ったひととき。

また、引率できない寂しさをちょこっと感じた。やっぱり学級があるということはありがたいことです。