きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

セミナーにて

久しぶりにakasaka先生の講座を聞いた。3ヶ月点検のイメージで聞きに行った。
「なんのためにこのような指導をするのか」ということを考えているようで考えていない自分。ただ実践しているだけになっていた。先のことを常に考えて指導することや、育てるために教えるという視点に欠けていた気がした。すぐ前のことしか見えなくなってしまう。時々、こうして自分の仕事ぶりを振り返ることが必要だなとつくづく思う。だからセミナーに出かけるのかもしれない。
演繹と帰納の話も良かった。私に言ってくれているのでは?と勝手に思い込む。自分はこちらのタイプかな、でも両方必要だよななどと考える。
賞味期限の話も心に残る。あと1ヶ月、何とかがんばろうと思う。
また、講座の冒頭で見る視点まで示していただけたのもありがたかった。

セミナーそのものは若手のバリバリの先生方の講座が3つもあった。50分も発表するなんて、自分なら長いなぁ、そんなに話すことないよ・・・などと思ったけれどどの方の話も聞いていると引き込まれてあっという間だった。
実践そのものも考え方も、講座の作り方もそれぞれに主張があり、まぶしいな〜と思って聞いていた。
oshimaさんは、自分の教育観に基づく学級チームピラミッドのイメージをしっかりもっているから、具体的な実践をチームづくりという視点で生かしていることが伝わってきた。親和より規律をつくるための技がなかなか出てこなかった自分。みんなどうやってつくっているんだろう・・・
最後に一瞬だけ出てきたスライドの中に印象に残る言葉がいくつかあった。その一つが「保安官バッジを捨てる」私も心がけたい。

M下さんには久しぶりにお会いした。いつも思うが、率直で正直で嘘がないなぁと感じた。自分の実践を常に振り返り、今の立場でできることを考え、確実に積み重ねていることが分かった。講座の雰囲気が以前聞いた時とひと味違っていた気がした。場所(ホームかアウェイか)の違いもあるようだった。そのことをご本人と話せたのも良かったなぁ。

hataさんの発表はとてもわかりやすかった。すっきりしていて流れも自然でフックなし。なるほどなぁと思った。ネタも豊富で引きつけられた。しかもそのネタをなぜ用意しているかがはっきりしているから納得。

自分の実践や考え方とちょっと比べたり、なるほどな〜と思ったり、考えたり。久しぶりに仲間にも会え、おしゃべりできたのも楽しかった。
タテ糸の話は聞けば聞くほど奥が深いと思った今日。