きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

クラス会議3 びっくりした

今日の5時間目は学級活動。
予鈴のチャイムが鳴り、学級だよりの印刷を終えて急いで教室に行くと・・・

そこにはイスだけで輪になっている半分くらいの1年生の姿が。そりゃ〜朝の会の話の時に今日の予定は話していたが、まさか自分たちで輪になり始めているとは!!
うんとほめた。「せんせい、かんげき!」などと言って。学級委員の男の子を中心に輪を作り始めたんだろうと思う。
けれど、全員がそうしていたという訳ではない。
汗だくになり、「おくれてごめんなさい」と外から戻ってきた子たちもいた。これも1年生らしい姿ではないかと思う。しかも謝れるのだからすごい。

クラス会議(まだ、名前なし)の前にこのこともほめた。
うれしいおどろき。

クラス会議そのものは、今日は「だれかに感謝したいこと」を言っていった。「かんしゃってなに?」出るかなと思った。「・・・してもらってありがとうって思ったことだよ」と説明。○○さんに・・・と友だちの名前としてもらって嬉しかったことを言っていった。言われた人は「ありがとう」とか「いや〜それほどでも」とか反応して欲しいことを言った。「いや〜それほどでも」で返した子で笑いが起きる。邪道かもしれないが、まぁいいかな。
19名中13名が何かしら言った。2回目のパスでもう3名が言う。ほとんどは一緒に遊んでくれてありがとう、貸してくれてありがとうだったかな。ありがとうを言ったり聞いたり、その子の名前を言うと何とも言えないいい雰囲気になる。
3名は「パスします」。うち2名は自分の思ったことを話すのもまだ難しい子なのでパスします、だけでも言うだけいいかなと思っている。
でもいい気分・感謝だけで15分。かかるんだなぁ・・・。だんだんみんながさっと言えるようになって時間が短くなるといいねと結んだ。
その後は責めない言い方のショートバージョンを行う。決まったルールは「人の意見をばかにしない」否定しないと言うことを出したかったが、否定の意味が難しいようだったのでそうした。

学級活動自体は30分くらい。残りはテストを返したり、配り物をしたり、連絡帳を書いたり・・・でした。