きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

当番を決める

給食当番だけは先週からスタート。少し仕事に慣れたところで今日から新しいメンバーに交代してしまった。給食当番は3チームあるので、定着するにはもう1週ずつしないとだろうからやはり5月までかかるなぁと思う。今週も6年生が手伝いに来てくれてありがたい。なんでもやってくれるというよりは、1年生に盛らせたり、やらせたりして側について見守ってくれている。いい教え方をしてくれる6年生でありがたい。そのことを6年生の先生にもお伝えする。

ところで今日、当番の仕事を決めた。朝の挨拶、いただきます、ごちそうさまなどほとんどわたしがやっていた。それもそろそろ疲れたし、1年生こそ働くことが好きなんじゃないかな、できるのではないかなと見ていて思ったため当番制を導入することにした。
わたしが黒板を消していると「やりたい」と言う子がいて「じゃぁお願いしていい?」というと喜んで何人かが消してくれた先週の終わり。今日、連絡帳を配るのも掃除が早く終わって戻って来ていた子たちに「お手伝いしてくれる人?」というと喜んで6人くらい来てくれた。なんていい子どもたちなんだ!「え〜」と言うようになるのはいつ、どうしてなんだろう?貢献感ではなく、やらされている感をもつからか?

5時間目、当番の仕事の意味を簡単に語る。「クラスが楽しく、スムーズに動くようにみんなで仕事をしていかない?ずっと日にちがこのままだったら、こまるよね・・・」というような話をした。他の学年ならば、係と当番の違いを話すのだが、1年生には話さなかった。当番活動に創意工夫やクラスを楽しくする内容はほとんどないのだから、話した内容にちょっと無理があったかなと振り返る。

わたしがあらかじめ考えてきた当番を板書し、「他にももっとこんな仕事があったらいいなというものを教えてね」と言って意見を求めた。経験やイメージがないのにちょっと難しい投げかけだったかな。でも、何人かが答えた。「おしらせ」「ごうれい」などはわたしは提案しなかったものも出た。おしらせとは「もぐもぐタイム(黙って食べる時間)です」というんだそうだ。なるほどね〜。
およその人数も書いてやりたいところに挙手。しかし、そこは1年生。やりたいこととそうでないことがはっきり分かれた。なかには少ないところ、希望のいないところに「変わってもいい」という子もいた。しかし、そんな変わる友だちの様子を見て「先生、変えたい」が続出。はじめてだし、やりたいと思ったことをした方がいいと思い、変わりたい子を許可してしまう。これは失敗だったかも…
子どもによってはAからBへ変え、最後にCに変えるという子もいた。二転三転…
う〜ん、難しかった。号令などは日直の仕事にしてもいいかなと思っていたが、やりたい子たちがいるので任せてみようと思う。意外と人気がなかったのは「ごちそうさま」と言う人。これこそ、日直でもよかったのかもしれないが、当番は一人一役にしたいと考えているので日直の仕事はへらし、毎日何かしら仕事をし、クラスのためにがんばる経験を積ませたい。

日直は朝の会、帰りの会の司会やあいさつ。仕事はそれくらいかな…もしかしたらいらない?
とりあえず、明日から当番活動がスタートする。今日欠席の子が登校したら希望を聞き修正を忘れずに。