きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

元気と勇気をあえて出そう

昨日の帰り道、こんなことを考えながら運転した。

元気と勇気は笑顔と似ている。

笑顔だって楽しいから笑うわけではなく、
笑っているうちに楽しくなるのかも・・・
なんて思う。

ということは
元気が出るから元気なわけではなく、
元気を出しているうちに元気になっていくのかも・・・
勇気もおんなじだと思う。
アドラー心理学を研究している代表的な方は「勇気」を「困難を克服する活力」と
定義していた。
「やる気」とも言えるのかな~と思っている。

わたしは人前ではおおむね元気にふるまっているし、笑顔でいることも多いと思う。
敵対しないことを表している笑顔と言うより自然に笑顔が出る。
無意識には敵意がないと示していたり、
自分の自信のなさの裏返しだったりもあるかもしれないが。


日々は楽しいことばかりじゃない。
今は仕事をしている時よりはストレスが少ない生活だと思うけれど
だからこそ耐性が弱くなり、小さなことで傷ついたと感じ、落ち込んでしまう。

傷つけるような人もいれば
ありがたいことに力になってくれる人ももちろんいる。
人で傷ついたことだから人で回復できると一番良いとも思う。
でもいつも人ばかり頼ってはいけないし、何とか自分でと思い、気分転換はしてみたものの
大きな回復の兆しはない。
心の風邪みたいなものだろう
どうやって回復したらいいのかな~
やっぱり時間がかかるんだろうなぁ~と思ってもいた


昨日、尊敬している方からメールの返信をいただいた。

「つらいときはいってください。コーヒーくらいしか出せませんが。
(つらいことを)わけてください。」
だそうです。
涙が出そうだった

とてもお忙しい方。
自分のことやもっとも大切な方のことのための時間を削っても
わたしたちを含めた周りの多くの人を元気づけ、勇気づけるために行動している方。
この方も笑顔が多い。

いつも笑顔でいられるような状況、感情ばかりではないだろう。
けれど自分からあえて元気と勇気を出し、笑顔でいるのかもしれないと思う。

わたしもそうなりたいっす、師匠。