きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

前任校の運動会にて

前任校の運動会を見に行ってきた。
正確に言えば前々任校。案内をいただいたわけでもないけれど、元同僚の先生がメールをくれ、最後に受け持った子が6年生になっているから勇姿を見たいなぁと思い、ちょっとだけ・・・と行ってきた。
子ども達は大きく、たくましくなっていた。顔を見てすぐに名前が出てきて良かった。最初はちょっとだけ見て帰るつもりが職員の方に「テントにどうぞ」と言われ、昨年までいた職員のようにちゃっかりお茶までいただいてたっぷり応援してきた。
転出した職員の方にちらりと様子を聞くと、3年前、あんなに落ち着かなかった子が昨年は教室を飛び出さなくなったり、落ち着いて勉強したりもするようになったという。今日会ったとき、表情も良かったな。服薬もやめたという。
他にも話を聞き、いろいろな意味で成長を感じた。
その時は、対応に苦慮した子。集団を成長させることより、その子が気になって仕方がなく、なかなか変わらないからなんとかいい対応はないかと焦ったり疲れた時期もあった。
でも、数年もたつと周りとともに全く同じようではなくても成長し、その子の課題(と見えたこと)も薄まっていくのだなと感じた。
その時その時はそれほど変わらないように見えても長い目で見ると子どもは必ず成長するんだなと改めて思う。


一緒に勤めた職員の方たちとも再会。おしゃべりに花が咲く。
それぞれが新しい場所で苦労したり、がんばったりしていることを知る。市外へ移動した方はシステムの違いなどでも苦労があるようだった。「戻りたいよ」という方もいた。1年がすぎると今いる場所がホームになるのかもね。それまで大変なのはみんな同じなんだなぁと感じた。
進められるがまま、甚句まで踊り、いい時間を過ごしてきた。楽しいひとときだった。