きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

教育カウンセリング研修3日目

「キャリアカウンセリング」「交流分析」「ゲシュタルト療法」
「サイコエジュケーション」
内観療法」「解決志向ブリーフセラピー」など
3日間講義の嵐だった。

解決志向ブリーフセラピーは、アドラー心理学に似ていて
もっと勉強してみたいなと思うものだった。


午後は中級教育カウンセラーの試験を受けた。
久しぶりにカウンセラー役で傾聴をし、クライエントとして話すなどの
難しさもあった。まだまだだ。
しかし、口述試験に答えながら、今の自分には、自分の学級経営の視野しかないこと、
これからは学年、学校、職員間といったことも視野に入れていくことだと
足りない点に気づくこともできた。
やっぱり研修と試験を受けて良かったなぁと思う。


教育カウンセリング協会は構成的グループエンカウンターがベースのようだ。
私自身はこれまでの実践の中でSGEを活用してきた。
しかし、自分自身は自己開示に時間がかかる。
だからこそ、子どもたちには強要したくないという気持ちもある。

それなのになぜSGEがベースの教育カウンセリングを学ぶんだろうと考えた。
ふれあいの手法として有効だから?
そのために自己開示をし合う必要があるから?
う〜ん。心から納得と言うか共感することはできない気もする。

今は一つの手法にこだらわなくてもいいかな、引き出しを増やしていきながら
いいと思うものが残るだろうと思いながら受講した。

私の今の理想は、「理論とスキルを持ち、(いずれは)学校全体をリードしていく
教員としての力をつけたい」ということ。
そのためには集団づくりの理論も手法もカウンセリングの理論も手法も
欲張って学びたい。


今は研修参加直後の興奮から勢いよくブログを書いているが
あれこれつまみぐいをしていても私は結局何がしたいのか?
自分の核になるベースを一つに決めなくていいのだろうか?
なとどまた悩む時も来るような気がする。


今夏の目標だったカウンセリング研修がひと段落したので
頭を切り替え、少し休む。
来週からは後期の科目の計画作りや準備を進めていこうと思う。